2007年7月24日
ちょっとした恋の話
中学校の頃からずっと開かなかったあごが最近ちょっとずつ開くようになってきました。
どうもー。
ちょっとした恋の話をします。
昔。
その子は同じバイトの子でした。
で、バイトが遅くなってその子が家に帰る交通手段がなくなったんで俺が車でその子の家まで送ることにしました。
で、その子が素敵な場所があるの的なことを言ってたんで、とりあえず行ってみることにしました。
そこはちょっとした山奥の公園みたいなとこです。
車から降りると「こっち!」って言ってその子が急に走り出しました。
俺は必死に追っかけました。
夜だったんで、ぶっちゃけ怖かったけど(幽霊がいないかどうか)そんな弱さも見せれず、その子を追いかけました。
不思議な気分でした。
その子はスキップみたいな感じでどんどん遠くの方へと走って行きました。
俺はそれをただただ追いかけました。
そしたら先のほうでその子が立ち止まって横を見てました。
なんだ?って思ってそこへ行きました。
そしたら、そこには夜の月明かりに照らされた湖が一面に広がっていました。
幻想的な感じでした。
すげー綺麗で、でもなんか怖くて、でもワクワクして。
そんな気分になりました。
するとその子はひょいっとサクみたいなとこに座って、「綺麗でしょー?」って言いました。
そん時俺は、この子は本当は人間の形をした天使なんじゃないかって思いました。
で、その子が今の俺の奥さんです。
………はい、最後の一行は嘘です。
けど、そんだけ最高のシチュエーションを用意されたらそりゃあ惚れるわって話です。
もはやイリュージョンです。