宇宙
もはや、そろそろ宇宙の謎に迫ってもいいかなって思ってます。
地元のことすらよくわからず、どこが地元かもいまいちよくわからず、日本地図もよくわからず、むしろ治安が一番いいと言われているブルネイがどこらへんにあるかもよくわからずのうのうと生きている俺クラスになってくると、もはや宇宙の神秘を解き明かしに入るべきなんだって思ってます。
それが地図帳の神様が俺を指名して与えてくれた使命というか死命というか。
で、今我々のチームが研究しているのは宇宙空間がどこまで続いているか、宇宙人は存在するか、の二つです。
宇宙人に関しては何度か挨拶程度なら交わして、どっちかって言うと付き合った、いや、でも一週間ぐらいで別れたから本気の付き合いじゃなかったのかもしれないけど付き合った事があるので、宇宙人はいます。
そのときの宇宙人の子の名前、いや、むしろ氏名は<おqふあげおいdhしくfだs>、でした。
で、宇宙空間はどこまで続いているのかを探るべく、我々は一台のスペースシャトル氏名<アポロン>の、宇宙へ向けての発射に見事成功した。
歓喜に沸く夕暮れのグラウンド。
涙に濡れる水平線。
そして優しい母のぬくもり。
それらを精一杯この小さな体でうけとめてくれた君へ、僕は何を話せばいいだろうか。
一生懸命迷い、そして疲れ果てた僕の鼓動。
そしてそれはやがて8ビートの渦の中に飲まれていく。
「そうだ、父に見せなくちゃ。」
ナンシーはゆっくりとその重い腰をあげたのであった。
そして優しく、甘く、時には厳しい声で「ありがとう。」
と呟く君のスタイル(生き方)が私にはまだわからない。
だから…サヨナラ。
こうして氏名<ヘレン>の宇宙旅行は志半ばで幕を閉じたのであった。
どころがある日、その意思を受け継いだ氏名<サマルトリアの王子とんぬら>が玉座の前に現れた。
まさかこんなことになるなんて…
愚か者は奴じゃない、俺だったなんて…
TO BE CONTINUED