2008年10月20日

初の3位表彰台!

投稿者: yuuking

2時間耐久レースで俺らのチーム「錦帯橋」が自己ベストの3位に入りメダルを獲得しました!
俺らのチームは俺とカマーチョと吉田アイルトンの3人です。

まずは予選。
カマーチョが俺らを代表して予選を走りました。
すると、電光掲示板のトップ4のところになんとNO.29の表示とタイムが出ました。
「うおっ、これはこのまま予選トップ4に入るんじゃね?!」
的な感じで俺らは熱くなってました。
その数分後、NO.29のタイムが上から2番目に表示されました。
「うおー!2位だー!」
そしてその数分後、なんとカーナンバー29が電光掲示板の一番上に表示されました。
「…い、いま奴は1位…?」
まさかのポールポジションかっ!って思いながら上からカマーチョの走りをみてました。
予選終了2分前ぐらいに、0`005秒差(カマーチョ34’167に対し34’162)で逆転され予選はチームとして過去最高の2位で終えました。
けど2位って…
もちろん自己最高グリッド、そして初のフロントローからのスタートです!
マジ興奮です。

 

で、スタートのドライバーは俺です。
フォーメーションラップを終えグリッドにつきます。
カーナンバー29、二番グリッドからのスタートです。
フロントローからのスタートとかマジハンパなくドキドキです。
シグナルが赤になり、そして青に。
俺はいい感じのスタートを決め1コーナーの飛び込み前に1位のマシンの前にでようとしたところ3番グリッドスタートのマシンがすげースタートでトップに、俺は抜かれるも1位のマシンを抜いて2位のまま1コーナーに入りました。
まあ、まずまずです。
で、その後俺の方が1位より速いぞって確信しました。
しかし、抜けない…
抜きどころがありません。
俺らのマシンはかつてないほどいい感じのマシンに仕上がってて、立ち上がりでガンガン行くんですが、結局ストレートスピードはかわらないんでなかなか抜けません。
苦戦しつつ、3位のマシンは俺を狙ってるし、みたいな。
なので、10週目ぐらいに痺れを切らしました。
メインストレートでスリップに入り1コーナー手前でインから強引に抜きに入りましたが、微妙に抜けず、そのときのブレーキングで3位のマシンにぬかれてしまいました。
む、無念。
で、3位のままドライバーチェンジです。

 

二番手は吉田アイルトン。
ただ他のチームよりも一番速くピットに入ったため吉田アイルトンはコース上で7,8位とかの集団に入ってしまいました。
そこで吉田アイルトンが圧倒的な走りをみせてくれました。
中段グループを気合いでオーバーテークしながら、コースがクリアになると圧巻の33秒台を連発。
ファステストラップをたたき出しながらすざましい追い上げをみせてくれました。

 

で3番目のカマーチョにチェンジ。
俺らの方がピットインのタイミングが早いんで、吉田アイルトンが4位ぐらいまではいくもピットイン終了後にはまたも6位とかそこらへんに。
ただ上位のマシンはその後必ずピットインするんで、俺らは早め早めのピット戦略にでました。
カマーチョも予選2位を獲得した素晴らしい走りでなんとか上位にくらいつき、追い上げをみせます。

 

その後さらに俺→吉田アイルトン→カマーチョ→吉田アイルトンとドライバーチェンジです。
で、俺ですが、2回目のアタックでは33秒台にのせたんだけどその後は疲れからかタイムが伸びず34秒台中盤ぐらいのレースペース。
なんとか最後のアタック終了時に3位でこのままチェッカーを受ける吉田アイルトンに全てを託します。

 

レース終盤、俺やカマーチョはなぜかタイムが出ません。
タイムが出てるときと何が違うのかも分かりません。
多分バテとか集中力の欠如です。
耐久レースはそういう部分も必要になってきます。
2位とは半周ぐらいの差、約15秒ぐらいの差で、4位とも同じぐらいの差がついてたんでまあこのままいけば3位だ!ってめっちゃ気持ちが高ぶってた俺ら。
吉田アイルトンがミスでもしなければ大丈夫だねって話してました。
しかし、吉田アイルトンは、最後の最後まで熱い走りをしてくれました。
2位のマシンが周回遅れにひっかかりタイムが34秒後半ぐらいで走っているときに、吉田アイルトンはレース終盤のこの期に及んで33秒台でさらにファステストを自らで更新し怒涛の追い上げをみせています。
残り2分でファステスト!

 

2位のドライバーもちらちら後ろを確認してて、レースがあと10分でも長くあったらって思いましたが、ここで2時間が経過。
吉田アイルトンが3位でチェッカーを受けガッツポーズ!


戻ってきた吉田アイルトンと3人で熱い抱擁。
吉田アイルトンは「チーム全員で勝ち取った3位だ!」って言ってました。
最後の2位に対しての怒涛の追い上げについて聞いたら、「ただ自分の走りをしただけ。」
とかっこいいコメントをしてました。

 

とにかく、いいマシンにも恵まれてそしてチーム3人がそれぞれの役割をきっちりと果たし、みんなで勝ち取った初の3位です。
今年の春先からちょくちょくカートをやり始めた3人、しかも月1、2回程度しかやってないし、今日のような2時間耐久で、ずっと今までやっている人たちと戦って上位に入るとかってほぼありえないんですけど、そこでこうやって3位がとれたってゆうのがマジすごいんです。
マジめちゃ嬉しいし興奮しました。
個人だとここまで嬉しくないのに、チームで戦うとなんでこんなに熱くなれるんだろうって感じです。
カマーチョが予選2位の走りをしたり、吉田アイルトンがレース中にすげータイムだしたり、自分よりもすごいことをやってるのを見ても全然悔しいとか思わないし、逆にすげー!こいつら俺のチームメートだぞ!って言ってやりたい気になります。
団体競技は熱いですね、マジ。

 

表彰式では初のメダルを授与され、首にメダルをかけてもらってかなりHAPPYでした。

 

今度は11月3日、今回レースに出たサーキットのチームの一つとして他県のサーキットへ遠征です。
5時間耐久なんで俺らのチーム錦帯橋にあと数人のドライバーが必要で、次回の出走はまだはっきり決まってませんが出れたら今回みたいに最高に楽しみたいです。